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【麻縄なめし方】~試作一号機~
- 2017/03/08
- 23:22
緊縛に必須の麻縄。
既製品も売ってはいるけど、やっぱり自分でなめした縄は愛着もわくしマイ縄作ろうよ!
ってことで、麻縄をなめしてみました。
【試作一号機の巻】
目次
材料にジャンプ
①麻縄の切断にジャンプ
②煮なめしにジャンプ
③手なめしにジャンプ
④毛羽焼きにジャンプ
⑤仕上げにジャンプ
てことでまずは、なめし前に必要な材料から。
・麻縄(ジュート素材のもの(別名、黄麻)今回は太さ6mm20m巻を用意しました。)
・大き目の鍋
・木の棒的なもの(今回は木ベラの背でいきました。)
・カッターナイフ(百均のでOK)
・下敷き(カッターの歯に負けないもの)
・ガムテープ(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・ビニールテープ(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・新聞紙(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・軍手(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・ピンセット(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・なめし用のオイル(今回は自宅にあった白色ワセリンを使いました。)
・毛羽焼き用のガスコンロ、ロウソク等(今回は自宅にあったガストーチを使いました。)
①麻縄の切断
今回は7mの長さで作るのでメジャーではかって切断。
この時に少し余裕をみて今回は7.3mで切断しました。
切断には勿論カッターを使います。
この時に、何か下敷きがないと床を傷つけます。
また、切断時にそのまま切ると切断面がガタガタになるので、切断箇所にガムテープを巻きます。
ガムテープを巻いたままカッターを入れます。
実際に切断してみました。
思いの外に綺麗に切れました 笑
上手に麻縄が切れたら次は切断面にビニールテープを巻きつけます。
下の写真は現在作成中の試作二号機のもの。
(試作一号機は切断面にビニールテープを巻かずに八の字結びだけして次の工程に進んだら後々よりが解けてきて修復不可能な部分を切ることになりました…。。)
次にテープを巻いた切断面を固結びでもなんでもいいので結びます。
しっかりビニールテープを巻いて結んでおけば多分、この後の煮なめしでよりが解けることはないはず!
この時に、麻縄についた不純物をピンセットで一つずつ丁寧に取っていきます。
黒や濃い茶色で明らかにジュート以外の何かか織り込まれています。
②煮なめし
まず大き目の鍋に水をたっぷりとはり、沸騰させます。
(家にある一番大きいものを使いましょう。)
(また、この時に使う鍋には麻縄から染み出た工業用油かつくので、料理には使えないと思った方がいいです。)
(あと煮なめし中はタールの匂いが凄いので、換気扇は回した方がいいです。)
沸騰したら麻縄を鍋に投入します。
煮込む時間は人それぞれかなり違いがあるようで、どれくらい煮込めばいいかわからなかった上に長時間煮込むのは面倒だったので…笑
(短い人は数分。長い人は何時間も煮込んでるみたいです。)
とりあえず今回は木ベラの背中でガシガシ突っつきました。
すると水が段々茶色くなっていきます。
ここまでなったら水を交換してまた沸騰させて…
この繰り返しを4回しました。
ちなみに4回の煮なめしにかかった時間は約一時間ほどだったと記憶しています…笑
次は、そのままでは熱くて触れないので、麻縄を水にさらして冷やします。
写真は水にさらした後に風呂場に放り込みました。笑
見て分かるとおり、縄がかなりよれています。
ついでにアップも一枚。笑
縄の切断面はほぼ原型を留めていません。
しっかり結ぶなり、ビニールテープを巻いておかないと、煮なめしの最中に、ここから麻縄のよりが全て解けていってしまいます。
次に縄のよれを手でゴシゴシとなめしながら伸ばしていきます。
素手でやる場合は手が痛くなるので、力加減してやって下さい。笑
ここでついでに水気をある程度切ります。
試作一号機は雑巾のように絞ったりしましたが、あまり効果がない上に、麻縄がよれただけでした…
新聞紙で麻縄を包み込みように麻縄を滑らせていくと手早く水気を切れます!
(試作二号機で経験済み…笑)
煮なめしの最後は麻縄を干します。
本来は麻縄を引っ張るなり重りを付けるなりして、テンションを掛けながら干すほうがいいようです。
何故かというと、麻縄は煮ることによって縮むので、乾かすときにテンションを掛けておくと縮みが矯正されるからです。
今回はよい案がなく、とりあえず風呂場に干して
水気が減ってからカーテンレールに二つ折りで3日ほど陰干ししました。
(干すときに滴る水が黒く濁っていて床を汚すので注意!)
③手なめし
麻縄の芯までしっかり乾いたら、縄をゴシゴシと引き伸ばしながら油をすり込む作業に入ります。
この時に使う油は既製品だと蜜蝋クリームが多く使われていますね。
ただ今回はこんな高級品は手元にないので、とりあえず家にあった白色ワセリンで…笑
これを手のひら全体に塗りこみ麻縄を一方から一方へ送り出しながらゴシゴシと引き伸ばしてすり込んでいきます。
これ。結構手が痛くなるので、軍手に油を染み込ませてやってもいいかも知れません。
これを今回は3日続けました。
画像の左が試作一号機。右が既製品です。
毛羽が凄いです…。。
ちなみにここで一つ失敗が発覚。
切断面側(縄尻)を結んだままにしていた為、そのまま妙な癖がついてしまいました。。
まぁ後で切ればいいのですが…煮なめしで縮み無駄な癖がついた所を切って…30cmの余裕を見ていましたが足りないかも知れません。。
④毛羽焼き
最後に毛羽立った麻縄を焼きます。
ガスコンロのゴトクと取って焼くとかアルコールランプとかロウソクとか色々ゆわれていますけど、そんなの面倒くさい…笑
というより、家にたまたまこれがあったので使ってみます!
小型のガストーチです。笑
これで毛羽を焼いていきますが、火を使うので万が一でも火事になったら困る…
ベランダでやるか…笑
ということで、ベランダで毛羽焼きを始めましたが、これが匂いが半端ない!
ワセリンが悪かったのか何なのかわかりませんが、焦げ臭いような線香くさいような…
何にしてもマンションでこんな作業をやってたら確実に火事と勘違いして通報されます。
てことでやむなく室内で…
今回はガストーチを使用したので、麻縄を手に持って垂れた麻縄に横からトーチの火を当てていきました。
火を当てると、細かい毛羽に炎がふわっと立ち上っていきます。
火の手は上がりますが、小さな炎が毛羽から毛羽に飛んでいく感じですぐに消えてしまうので、そうそう火事になるものではなさそうです。
ただ一応消火用の水は用意しておいた方がいいかも。。
今回はトーチ使ったからか10分少々で完了。
最後に軍手をはめて麻縄をゴシゴシとこすって燃えカスとススを落とします。
ちゃんとやっておかないと、着衣緊縛の際にパートナーの服を汚します。
毛羽焼き後。
多少は毛羽が残っていますが、あまりやり過ぎると麻縄の本体まで焼いてしまうので、ほどほどに。笑
⑤仕上げ
仕上げによりが解けた部分を①麻縄の切断と同じ要領で切ります。
最後に切断面(縄尻)から解けてこないように、をお好みの結び方で結びます。
今回は八の字結びでいきました。
最終6.9mほどの長さになってしまったので、干すときにしっかり引き伸ばすか最初にもっと余裕を見て麻縄を切っておくべきでしたね。
後は煮込みすぎたのか縄にコシがありません。
しかもコシにムラがあります。
多分タールが抜けすぎたのが原因だと思います。
下が試作一号機。
下が既製品。
全然違いますね。笑
縄の固さには好みがあると思うので、柔らかめが好きな方にはいいかも?笑
てことで試作一号機作成記録でした。
現在試作二号機作成中なので、また完成したらupします!
試作一号機 作者 「砂縄」
製作期間 7日間
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【麻縄なめし方】~試作二号機~にジャンプ
【麻縄なめし方】~試作三号機~にジャンプ
-砂縄-麻縄緊縛-ブログtopにジャンプ
既製品も売ってはいるけど、やっぱり自分でなめした縄は愛着もわくしマイ縄作ろうよ!
ってことで、麻縄をなめしてみました。
【試作一号機の巻】
目次
材料にジャンプ
①麻縄の切断にジャンプ
②煮なめしにジャンプ
③手なめしにジャンプ
④毛羽焼きにジャンプ
⑤仕上げにジャンプ
てことでまずは、なめし前に必要な材料から。
・麻縄(ジュート素材のもの(別名、黄麻)今回は太さ6mm20m巻を用意しました。)
・大き目の鍋
・木の棒的なもの(今回は木ベラの背でいきました。)
・カッターナイフ(百均のでOK)
・下敷き(カッターの歯に負けないもの)
・ガムテープ(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・ビニールテープ(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・新聞紙(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・軍手(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・ピンセット(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・なめし用のオイル(今回は自宅にあった白色ワセリンを使いました。)
・毛羽焼き用のガスコンロ、ロウソク等(今回は自宅にあったガストーチを使いました。)
①麻縄の切断
今回は7mの長さで作るのでメジャーではかって切断。
この時に少し余裕をみて今回は7.3mで切断しました。
切断には勿論カッターを使います。
この時に、何か下敷きがないと床を傷つけます。
また、切断時にそのまま切ると切断面がガタガタになるので、切断箇所にガムテープを巻きます。
ガムテープを巻いたままカッターを入れます。
実際に切断してみました。
思いの外に綺麗に切れました 笑
上手に麻縄が切れたら次は切断面にビニールテープを巻きつけます。
下の写真は現在作成中の試作二号機のもの。
(試作一号機は切断面にビニールテープを巻かずに八の字結びだけして次の工程に進んだら後々よりが解けてきて修復不可能な部分を切ることになりました…。。)
次にテープを巻いた切断面を固結びでもなんでもいいので結びます。
しっかりビニールテープを巻いて結んでおけば多分、この後の煮なめしでよりが解けることはないはず!
この時に、麻縄についた不純物をピンセットで一つずつ丁寧に取っていきます。
黒や濃い茶色で明らかにジュート以外の何かか織り込まれています。
②煮なめし
まず大き目の鍋に水をたっぷりとはり、沸騰させます。
(家にある一番大きいものを使いましょう。)
(また、この時に使う鍋には麻縄から染み出た工業用油かつくので、料理には使えないと思った方がいいです。)
(あと煮なめし中はタールの匂いが凄いので、換気扇は回した方がいいです。)
沸騰したら麻縄を鍋に投入します。
煮込む時間は人それぞれかなり違いがあるようで、どれくらい煮込めばいいかわからなかった上に長時間煮込むのは面倒だったので…笑
(短い人は数分。長い人は何時間も煮込んでるみたいです。)
とりあえず今回は木ベラの背中でガシガシ突っつきました。
すると水が段々茶色くなっていきます。
ここまでなったら水を交換してまた沸騰させて…
この繰り返しを4回しました。
ちなみに4回の煮なめしにかかった時間は約一時間ほどだったと記憶しています…笑
次は、そのままでは熱くて触れないので、麻縄を水にさらして冷やします。
写真は水にさらした後に風呂場に放り込みました。笑
見て分かるとおり、縄がかなりよれています。
ついでにアップも一枚。笑
縄の切断面はほぼ原型を留めていません。
しっかり結ぶなり、ビニールテープを巻いておかないと、煮なめしの最中に、ここから麻縄のよりが全て解けていってしまいます。
次に縄のよれを手でゴシゴシとなめしながら伸ばしていきます。
素手でやる場合は手が痛くなるので、力加減してやって下さい。笑
ここでついでに水気をある程度切ります。
試作一号機は雑巾のように絞ったりしましたが、あまり効果がない上に、麻縄がよれただけでした…
新聞紙で麻縄を包み込みように麻縄を滑らせていくと手早く水気を切れます!
(試作二号機で経験済み…笑)
煮なめしの最後は麻縄を干します。
本来は麻縄を引っ張るなり重りを付けるなりして、テンションを掛けながら干すほうがいいようです。
何故かというと、麻縄は煮ることによって縮むので、乾かすときにテンションを掛けておくと縮みが矯正されるからです。
今回はよい案がなく、とりあえず風呂場に干して
水気が減ってからカーテンレールに二つ折りで3日ほど陰干ししました。
(干すときに滴る水が黒く濁っていて床を汚すので注意!)
③手なめし
麻縄の芯までしっかり乾いたら、縄をゴシゴシと引き伸ばしながら油をすり込む作業に入ります。
この時に使う油は既製品だと蜜蝋クリームが多く使われていますね。
ただ今回はこんな高級品は手元にないので、とりあえず家にあった白色ワセリンで…笑
これを手のひら全体に塗りこみ麻縄を一方から一方へ送り出しながらゴシゴシと引き伸ばしてすり込んでいきます。
これ。結構手が痛くなるので、軍手に油を染み込ませてやってもいいかも知れません。
これを今回は3日続けました。
画像の左が試作一号機。右が既製品です。
毛羽が凄いです…。。
ちなみにここで一つ失敗が発覚。
切断面側(縄尻)を結んだままにしていた為、そのまま妙な癖がついてしまいました。。
まぁ後で切ればいいのですが…煮なめしで縮み無駄な癖がついた所を切って…30cmの余裕を見ていましたが足りないかも知れません。。
④毛羽焼き
最後に毛羽立った麻縄を焼きます。
ガスコンロのゴトクと取って焼くとかアルコールランプとかロウソクとか色々ゆわれていますけど、そんなの面倒くさい…笑
というより、家にたまたまこれがあったので使ってみます!
小型のガストーチです。笑
これで毛羽を焼いていきますが、火を使うので万が一でも火事になったら困る…
ベランダでやるか…笑
ということで、ベランダで毛羽焼きを始めましたが、これが匂いが半端ない!
ワセリンが悪かったのか何なのかわかりませんが、焦げ臭いような線香くさいような…
何にしてもマンションでこんな作業をやってたら確実に火事と勘違いして通報されます。
てことでやむなく室内で…
今回はガストーチを使用したので、麻縄を手に持って垂れた麻縄に横からトーチの火を当てていきました。
火を当てると、細かい毛羽に炎がふわっと立ち上っていきます。
火の手は上がりますが、小さな炎が毛羽から毛羽に飛んでいく感じですぐに消えてしまうので、そうそう火事になるものではなさそうです。
ただ一応消火用の水は用意しておいた方がいいかも。。
今回はトーチ使ったからか10分少々で完了。
最後に軍手をはめて麻縄をゴシゴシとこすって燃えカスとススを落とします。
ちゃんとやっておかないと、着衣緊縛の際にパートナーの服を汚します。
毛羽焼き後。
多少は毛羽が残っていますが、あまりやり過ぎると麻縄の本体まで焼いてしまうので、ほどほどに。笑
⑤仕上げ
仕上げによりが解けた部分を①麻縄の切断と同じ要領で切ります。
最後に切断面(縄尻)から解けてこないように、をお好みの結び方で結びます。
今回は八の字結びでいきました。
最終6.9mほどの長さになってしまったので、干すときにしっかり引き伸ばすか最初にもっと余裕を見て麻縄を切っておくべきでしたね。
後は煮込みすぎたのか縄にコシがありません。
しかもコシにムラがあります。
多分タールが抜けすぎたのが原因だと思います。
下が試作一号機。
下が既製品。
全然違いますね。笑
縄の固さには好みがあると思うので、柔らかめが好きな方にはいいかも?笑
てことで試作一号機作成記録でした。
現在試作二号機作成中なので、また完成したらupします!
試作一号機 作者 「砂縄」
製作期間 7日間
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