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【麻縄なめし方】~試作二号機~
- 2017/03/15
- 17:50
試作一号機に続いて試作二号機が完成したので公開します!
前回作成した試作一号機の失敗を踏まえて作成しました!
前回と重複している点は簡単に解説していきます…笑
細かく見たい人は【麻縄なめし方】~試作一号機~を見てね!笑
ではではいきましょー【試作二号機の巻】です!
目次
材料へジャンプ
①麻縄の切断にジャンプ
②煮なめしにジャンプ
③手なめしにジャンプ
④毛羽焼きにジャンプ
⑤仕上げにジャンプ
ではでは前回と同様に必要な材料からいきましょー。
・麻縄(ジュート素材のもの(別名、黄麻)今回は太さ6mm20m巻を用意しました。)(前回の残りです。笑)
・大き目の鍋
・カッターナイフ(百均のでOK)
・下敷き(カッターの歯に負けないもの)
・ガムテープ(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・ビニールテープ(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・新聞紙(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・軍手(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・ピンセット(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・なめし用のオイル(今回は馬油を使いました。)
・毛羽焼き用のガスコンロ、ロウソク等(今回は自宅にあったガストーチを使いました。)
①麻縄の切断
ここは前回とまったく同じ工程です!
麻縄の切断箇所にガムテープを巻いて下敷きを敷いてからカッターを入れます!
ハサミ等でも切れますが、切断面がほつれてしまうので、ほつれ防止の為にガムテープを巻いてからカッターを入れる方がいいと思います。
上の写真は試作一号機でも載せたものです 笑
今回切るところの写真撮るの忘れました…笑
この時に麻縄の切断面にしっかりビニールテープを巻くのを忘れずに。
しっかりと引っ張りながらテープを巻きつけていきます。
ここがゆるいと、次の煮なめし工程でテープがぽろっと取れて切断面の麻縄がぼさぼさになって使い物にならなくなります…。。
(試作一号機で経験済み。笑)
で、しっかりとビニールテープを巻いたら麻縄の切断面(縄尻)を八の字結びします。
結び方については別の記事で書いたので、分からない方は見に行ってね!
②煮なめし
ここの工程。
前回は木ベラの背でがしがし突っついて、4回ほど水を交換してトータル一時間ほど煮込んでいました。
が、試作一号機は麻縄が柔らかく、しかも固さにムラができてしまうという事態に陥りました。。
今回は大幅に煮込み方を変えました!
沸騰した鍋に麻縄を投入してから10分で煮なめし終了。
今回は柔らかくする。というよりは、殺菌とゴミ取り程度に軽く煮込むだけにしました。
ちなみに今回もタール臭はしましたが、あまり時間を掛けなかったからか、鼻が慣れたのか…そこまで気になりませんでした。
うーん…あまり水の色に変化がみられない…笑
ちょっと湯気で見にくいけど 笑
まぁとりあえず前回の失敗を踏まえて…なので、このまま麻縄を水にさらしてから風呂場に投入。
麻縄の水気をしっかりふき取っていきます!
ここで新聞紙の登場。
新聞紙で麻縄を包み込むようにして水気をふき取っていきます。
これをやるのとやらないのとでは、乾燥時間に大きな差がでます。
(試作一号機の時はかなり乾くのに時間がかかりました…笑)
干したばかりの写真です。
麻縄がかなりよれていて、縮んでいます。
(かなり見にくくてごめんなさい。。)
前回はここで麻縄にテンションを掛けて干すと良いらしいけど、妙案なく挫折していました…が、ここは閃きました!
とあることをすると…こんな感じで縮んだ麻縄が元通り!
またまたちょっと見にくいけど…笑
で、具体的に何をやったかというと、3日4日ほど、夜寝る前と朝仕事に行く前に麻縄を引っ張りながらゴシゴシと手なめししただけ…笑
これが意外と馬鹿にできず、まだ湿っている段階でやることによって、よりを戻しながら綺麗に引き伸ばすことができました!
ぜひお試しあれ 笑
③手なめし
前回は柔らかくなりすぎた麻縄を何とかしようと何日もワセリンをすり込み続けましたが…笑
今回は煮込み時間を短くしたことによって、その心配はなし!
てことで手なめしに進もうと思ったのですが…
麻縄に織り込まれた不純物。
これが煮込んでなくなれば…とかいう幻想を抱いていたんですが…
幻想は幻想のまま…
しっかりと残っていますよぇえ…笑
てことでこれの登場。
ピンセットですね。笑
極力しっかり力が入るストレート型の短いものがいいと思います。
これで麻縄に織り込まれている、黒っぽい奴とか茶色っぽい奴とか怪我しそうな毛羽を抜いていきます。
ある程度やりましたが、多分どっかで妥協しないとキリがないです。
しかもやり過ぎると麻縄の強度も落ちてしまいそうですね。
てことで、不純物もとれたことで油をすり込んでいきます。
今回は薬局で馬油を買ってきました!
確か一瓶で1,000円くらいでした。
もっと安い奴はテスター見てみるとクリーム状で混ぜ物??
が沢山あったので、今回はしっかりとした??高い奴を買いました!
お財布が痛かったのは内緒です。笑
中身はこんなん。(全然みえねぇ…笑)
とりあえず、ちょっと固めです。
例えるならシャーベットに近いかも。
少なくとも柔らかいクリーム状ではありません。
馬油をすり込んでみました。
見た目に特に変化はありませんが、ここまで来ると麻縄の手触りはかなりソフトです。
ただ、毛羽立ちも激しいですね。笑
麻縄の固さ的にはこんな感じ。
今回使用している麻縄の素材がそもそも柔らかいのか、なめし方が悪いのか…個人的にはもう少し固くてもいいのになといった印象。。
ただ、前回はワセリンを使用しましたが、馬油の方がすり込みやすいし手触りがなんか良さげ!
肌にも優しい?気がする 笑
④毛羽焼き
今回も毛羽焼きにはガストーチを使いました。
これがかなり便利で作業が早い早い 笑
っても自宅にガストーチがある人がどれ程いるのか少々疑問ですが…笑
こんな感じで火がでますが、火力はそんなに強くありません。
(相変わらず見にくい写真でごめんなさい…笑)
実際に毛羽を焼いてみました。
こんな感じで燃え上がりますが、表面の毛羽に炎が走るだけでずっと同じところに当て続けなければ、そうそう焦げたり燃えたりはしなさそうです。
毛羽が焼けたらこんな感じで麻縄を引っ張りながら軍手をつけた手でゴシゴシ引き伸ばします。
軍手にススが移ります。
⑤仕上げ
仕上げに縄尻を結びます。
これが縄尻。
まだ切断面から解けてこないように、ビニールテープを巻いたままにしてあります。
テープを解いてから八の字結びで処理していきます。
まぁ実際のところ、解けないようにすれば何結びでもいいんですけどね。笑
右から順番に、「既製品」「一号機」「二号機」です。
やっぱり既製品と比べるとやや短くなってしまいました…
長さは50cmは余裕をみておいた方がいいのかも知れません…余った分には切ればいいだけだし…笑
仕上がりをアップで一枚!
上から順番に「既製品」「一号機」「二号機」なんか色味にも違いがありますね。
煮なめしと油のすり込みと毛羽焼き辺り??で色味に違いがでるのか…正直謎です。。笑
最後に仕上がりの固さについて!
上が「二号機」です。
そしてこっちが「既製品」
やっぱり既製品の方がよりが強い…
なめし方の問題なのか素材の問題なのか…
何にしてもこれで試作二号機も完成です!
一号機よりも満足いく仕上がりになったのでちょっと嬉しい!笑
てことで、試作一号機に引き続き、試作二号機作成記録でした!
ちなみに、余った麻縄を今度は煮なめしせずに古典的に手なめしのみで一本短縄を仕上げる予定です!
次回は試作三号機になります 笑
また完成したら懲りずにupします!!
試作二号機 作者 「砂縄」
製作期間 7日間
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前回作成した試作一号機の失敗を踏まえて作成しました!
前回と重複している点は簡単に解説していきます…笑
細かく見たい人は【麻縄なめし方】~試作一号機~を見てね!笑
ではではいきましょー【試作二号機の巻】です!
目次
材料へジャンプ
①麻縄の切断にジャンプ
②煮なめしにジャンプ
③手なめしにジャンプ
④毛羽焼きにジャンプ
⑤仕上げにジャンプ
ではでは前回と同様に必要な材料からいきましょー。
・麻縄(ジュート素材のもの(別名、黄麻)今回は太さ6mm20m巻を用意しました。)(前回の残りです。笑)
・大き目の鍋
・カッターナイフ(百均のでOK)
・下敷き(カッターの歯に負けないもの)
・ガムテープ(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・ビニールテープ(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・新聞紙(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・軍手(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・ピンセット(無くても大丈夫だがあった方がいい。)
・なめし用のオイル(今回は馬油を使いました。)
・毛羽焼き用のガスコンロ、ロウソク等(今回は自宅にあったガストーチを使いました。)
①麻縄の切断
ここは前回とまったく同じ工程です!
麻縄の切断箇所にガムテープを巻いて下敷きを敷いてからカッターを入れます!
ハサミ等でも切れますが、切断面がほつれてしまうので、ほつれ防止の為にガムテープを巻いてからカッターを入れる方がいいと思います。
上の写真は試作一号機でも載せたものです 笑
今回切るところの写真撮るの忘れました…笑
この時に麻縄の切断面にしっかりビニールテープを巻くのを忘れずに。
しっかりと引っ張りながらテープを巻きつけていきます。
ここがゆるいと、次の煮なめし工程でテープがぽろっと取れて切断面の麻縄がぼさぼさになって使い物にならなくなります…。。
(試作一号機で経験済み。笑)
で、しっかりとビニールテープを巻いたら麻縄の切断面(縄尻)を八の字結びします。
結び方については別の記事で書いたので、分からない方は見に行ってね!
②煮なめし
ここの工程。
前回は木ベラの背でがしがし突っついて、4回ほど水を交換してトータル一時間ほど煮込んでいました。
が、試作一号機は麻縄が柔らかく、しかも固さにムラができてしまうという事態に陥りました。。
今回は大幅に煮込み方を変えました!
沸騰した鍋に麻縄を投入してから10分で煮なめし終了。
今回は柔らかくする。というよりは、殺菌とゴミ取り程度に軽く煮込むだけにしました。
ちなみに今回もタール臭はしましたが、あまり時間を掛けなかったからか、鼻が慣れたのか…そこまで気になりませんでした。
うーん…あまり水の色に変化がみられない…笑
ちょっと湯気で見にくいけど 笑
まぁとりあえず前回の失敗を踏まえて…なので、このまま麻縄を水にさらしてから風呂場に投入。
麻縄の水気をしっかりふき取っていきます!
ここで新聞紙の登場。
新聞紙で麻縄を包み込むようにして水気をふき取っていきます。
これをやるのとやらないのとでは、乾燥時間に大きな差がでます。
(試作一号機の時はかなり乾くのに時間がかかりました…笑)
干したばかりの写真です。
麻縄がかなりよれていて、縮んでいます。
(かなり見にくくてごめんなさい。。)
前回はここで麻縄にテンションを掛けて干すと良いらしいけど、妙案なく挫折していました…が、ここは閃きました!
とあることをすると…こんな感じで縮んだ麻縄が元通り!
またまたちょっと見にくいけど…笑
で、具体的に何をやったかというと、3日4日ほど、夜寝る前と朝仕事に行く前に麻縄を引っ張りながらゴシゴシと手なめししただけ…笑
これが意外と馬鹿にできず、まだ湿っている段階でやることによって、よりを戻しながら綺麗に引き伸ばすことができました!
ぜひお試しあれ 笑
③手なめし
前回は柔らかくなりすぎた麻縄を何とかしようと何日もワセリンをすり込み続けましたが…笑
今回は煮込み時間を短くしたことによって、その心配はなし!
てことで手なめしに進もうと思ったのですが…
麻縄に織り込まれた不純物。
これが煮込んでなくなれば…とかいう幻想を抱いていたんですが…
幻想は幻想のまま…
しっかりと残っていますよぇえ…笑
てことでこれの登場。
ピンセットですね。笑
極力しっかり力が入るストレート型の短いものがいいと思います。
これで麻縄に織り込まれている、黒っぽい奴とか茶色っぽい奴とか怪我しそうな毛羽を抜いていきます。
ある程度やりましたが、多分どっかで妥協しないとキリがないです。
しかもやり過ぎると麻縄の強度も落ちてしまいそうですね。
てことで、不純物もとれたことで油をすり込んでいきます。
今回は薬局で馬油を買ってきました!
確か一瓶で1,000円くらいでした。
もっと安い奴はテスター見てみるとクリーム状で混ぜ物??
が沢山あったので、今回はしっかりとした??高い奴を買いました!
お財布が痛かったのは内緒です。笑
中身はこんなん。(全然みえねぇ…笑)
とりあえず、ちょっと固めです。
例えるならシャーベットに近いかも。
少なくとも柔らかいクリーム状ではありません。
馬油をすり込んでみました。
見た目に特に変化はありませんが、ここまで来ると麻縄の手触りはかなりソフトです。
ただ、毛羽立ちも激しいですね。笑
麻縄の固さ的にはこんな感じ。
今回使用している麻縄の素材がそもそも柔らかいのか、なめし方が悪いのか…個人的にはもう少し固くてもいいのになといった印象。。
ただ、前回はワセリンを使用しましたが、馬油の方がすり込みやすいし手触りがなんか良さげ!
肌にも優しい?気がする 笑
④毛羽焼き
今回も毛羽焼きにはガストーチを使いました。
これがかなり便利で作業が早い早い 笑
っても自宅にガストーチがある人がどれ程いるのか少々疑問ですが…笑
こんな感じで火がでますが、火力はそんなに強くありません。
(相変わらず見にくい写真でごめんなさい…笑)
実際に毛羽を焼いてみました。
こんな感じで燃え上がりますが、表面の毛羽に炎が走るだけでずっと同じところに当て続けなければ、そうそう焦げたり燃えたりはしなさそうです。
毛羽が焼けたらこんな感じで麻縄を引っ張りながら軍手をつけた手でゴシゴシ引き伸ばします。
軍手にススが移ります。
⑤仕上げ
仕上げに縄尻を結びます。
これが縄尻。
まだ切断面から解けてこないように、ビニールテープを巻いたままにしてあります。
テープを解いてから八の字結びで処理していきます。
まぁ実際のところ、解けないようにすれば何結びでもいいんですけどね。笑
右から順番に、「既製品」「一号機」「二号機」です。
やっぱり既製品と比べるとやや短くなってしまいました…
長さは50cmは余裕をみておいた方がいいのかも知れません…余った分には切ればいいだけだし…笑
仕上がりをアップで一枚!
上から順番に「既製品」「一号機」「二号機」なんか色味にも違いがありますね。
煮なめしと油のすり込みと毛羽焼き辺り??で色味に違いがでるのか…正直謎です。。笑
最後に仕上がりの固さについて!
上が「二号機」です。
そしてこっちが「既製品」
やっぱり既製品の方がよりが強い…
なめし方の問題なのか素材の問題なのか…
何にしてもこれで試作二号機も完成です!
一号機よりも満足いく仕上がりになったのでちょっと嬉しい!笑
てことで、試作一号機に引き続き、試作二号機作成記録でした!
ちなみに、余った麻縄を今度は煮なめしせずに古典的に手なめしのみで一本短縄を仕上げる予定です!
次回は試作三号機になります 笑
また完成したら懲りずにupします!!
試作二号機 作者 「砂縄」
製作期間 7日間
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