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【麻縄なめし方】~試作四号機~染め縄赤一号~
- 2017/07/07
- 18:10
さてさて砂縄の麻縄自作講座も遂に第四弾ですね!
今回は染め縄を作ってみました!
みんな大好き真っ赤な麻縄ですよ 笑
あんまり色々と書いちゃうとネタばれしちゃうので、結果どうなったかは最後までお楽しみって事で…笑
ではいきましょー!
目次
①材料にジャンプ
②煮なめしにジャンプ
③着色にジャンプ
④毛羽焼きにジャンプ
⑤手なめしにジャンプ
⑥仕上げにジャンプ
⑦最後ににジャンプ
①材料
・麻縄(ジュート素材のもの(別名、黄麻)今回は太さ6mm30m巻を用意しました。)
・ダイロンマルチ パコダレッド
・水銀計
・カッターナイフ(百均のでOK)
・メジャー
・下敷き(カッターの歯に負けないもの)
・ガムテープ
・ビニールテープ
・セロテープ(あればマスキングテープの方がいい。)
・マスカー
・軍手
・ゴム手袋
・毛抜き
・新聞紙
・料理に使わない鍋
・料理に使わない菜箸など
・飲み終わったコーヒーなんかの空き缶(蓋が出来る物に限る。)
・なめし用のオイル(今回は馬油を使いました。)
・毛羽焼き用のガスコンロ、ロウソク等(今回は自宅にあったガストーチを使いました。)
並べて写真撮って見ました 笑
こーやって見ると、準備するもの相当多いな…笑
②煮なめし
ここは過去何度もやってる所なので、あっさり進めていきますね!
まず、麻縄を好きな長さで切断します。
今回も7mで使う予定なので、余裕を見て7.5mで切断します。
(煮なめしで縮んだり、最後の仕上げで多少切るので50cmくらい余裕があった方が安心です。)
こんな風にガムテープを巻いてから切ると、麻縄がほつれたりせずに綺麗な断面になります。
で、切断面をそのままにして煮込むと切断面から麻縄のよりが全て解けてしまうので、ビニールテープをしっかりと巻きつけます。
で、鍋にたっぷりの水を沸かします。
麻縄の処理に使った鍋は多分料理には使わない方がいいかな…笑
最終キッチンブリーチしたら綺麗になったけど、何か嫌じゃん…笑
で、沸騰したら麻縄を投入。
砂縄的には麻縄の煮なめしは5分~10分を一回で十分…。。
使う麻縄の種類とかによっても違うとゆう大前提がありますが、何時間も煮込んだり圧力鍋とかはちょっと疑問。
個人的にはあんまり長時間煮込むと、麻縄が柔らかくなりすぎてコシがなくなってよりが甘くなります。
その手触りがあんまり好きじゃないので煮なめしはあっさりいきます!
煮込み終わったらこんな感じ。
ちょっとだけ水が濁っています。
そしたら、水を捨てて麻縄は一回のけておきます。
砂縄はうどん的な感じで一回冷やしときました 笑
なんかコシがでそうじゃん?笑
③着色
で遂に着色ですね!
ここは始めての工程なので、じっくり行きますか。笑
今回使ったのは、ダイロンマルチのパコダレッドという粉末塗料です!
一応ゆっときますが、砂縄はダイロンの回し者ではありません。笑
で、この塗料をあける前にキッチン周りに一通りマスカーというビニールとマスキングテープが合体した奴で養生しておきます。
実際やった感じでは、滴る水に注意して
むやみやたらにかき回したりして、塗料を含んだ水を飛び散らせないようにすれば意外と周りの物は染まらず
多少付いても即ふき取れば色は付きませんでしたが
養生はしっかりしといた方がいいです。
で、砂縄はマスキングテープ代をけちってちょいちょいセロテープを使いました…笑
※多分、壁紙に飛ばしたら容赦なくそっこーで染まって落とすのは困難なので養生は手を抜かずしっかりした方がいいです。
※当たり前ですが、お気に入りの一張羅を着て作業しないように。笑
作業着とか最悪捨ててもいい服を着てやりましょう。笑
で次にこの蓋付きのコーヒー容器に80度のお湯を八分くらい入れます。
砂縄は面倒くさくて蛇口をひねってお湯入れました…笑
そこにダイロンを入れます。
で、しっかりと蓋をしてシェイク!
するとこんな感じ…。
うわー…。。
なんか毒りんごみたいな色…笑
で、ついでにこの辺で塩を用意しておきます。
なんかよく分からんけど、ダイロン一袋に付き塩30gいるらしいです。
次に鍋に80度のお湯を用意します。
間違っても電子体温計でやらないように 笑
ちゃんと水銀計使わないと多分電子式は壊れます 笑
(ちょい80度オーバーしてるけど気にしない気にしない。笑)
で、どうしても水銀計用意したくない人向けに目安を少々。
鍋に水沸かして「しゅー」とか「ふつふつ」的な…あ、そろそろ沸騰する??
みたいな前兆の音あるでしょ??
何回か計った感じ、あの音がする辺りが丁度80度です!
(鍋の種類とかによって誤差あるかもなので、一応きちんと計る事をおススメしますが。笑)
ほんで、鍋に塩と塗料をイン。
うわーマジ凄い色だね…笑
続いて麻縄をイン。
この辺から塗料の匂いと麻縄のタール?で結構な匂いが立ち込めます。
ちなみに塗料は甘い匂いがしました。
五分ほど煮込んだらこんな感じ。
ちなみに説明書には20分はしっかり撹拌しろって書いてありました。
が…ここでトラブル発生。
すきっ腹にさっきのコーヒーが駄目だったのか
麻縄のタールの匂いがやばかったのか
塗料のあまーい匂いにやられたのか
はたまたは単純に熱気で熱中症みたいになったのか…
砂縄完全にダウン…。。。
吐き気がとまらず20分の撹拌とか放置して横になってました。笑
換気と空調はしっかりしてから作業することをおススメします。。。笑
最終、20分撹拌の20分放置だった所を50分ほど放置してました…笑
て事で砂縄なんとか復活…笑
まだまだ嫌な匂いは立ち込めています。
特に甘い匂い。
鍋にできた塗料はシンクに流しても大丈夫と説明書きにあったので、水を捨てた所です。
どこか毒々しい色ですね 笑
※ちなみにプラ系とか樹脂は染まるらしいので、今回は風呂場が使えません。笑
で、すすぎは10回以上しろって書いてあったので
すすぎ中。
一回目はこんな感じでまだまだ色がついてます。
約10回すすぎましたが、まだ無理じゃねこれ…?笑
て事で、ゴム手をはめて手で揉みながら再度すすぎ開始…笑
最終数は数えてませんが、ここは多分手を抜かない方がいいかな。
使い終わった鍋を食器用洗剤で洗いましたが、色は完全に落ちませんでした。
最終的にキッチンブリーチで漂白したら綺麗になって匂いもほぼ消えましたが、やっぱり料理には使えないかな…。笑
で、シンクで可能な限り水気を切ってから新聞紙に包んでベランダに移動。
ほんとは陰干しが理想なんだけど、滴る水で色んな所が染まりそうで悩んだ末に
幸い風がなかったので、ベランダに新聞紙を敷いて干すことにしました。
洗濯物干しは最悪染まってもいいやと砂縄は養生しませんでしたが、気になる人はマスカーで養生した方がいいかも。
床はコンクリだしペンキの上から塗料乗らんだろうと判断して新聞紙だけ敷いて
ちょこちょこ新聞紙の水気をティッシュでふき取り新聞紙を交換して…と滴る水滴が止まるまで繰り返しました。
幸いにも季節的に数時間で乾きましたが、真冬だと思うと大変…笑
(ちょいちょい床に水が飛んでますが、幸いすぐにふき取ったら大丈夫でした。笑)
で、手に付いた塗料はお湯と石鹸の組み合わせで簡単に取れました!
最後に水気が取れたら室内に麻縄を室内に戻して陰干し。
この時にちょいちょい麻縄にテンションをかけながら手なめしして水を吸った麻縄を伸ばします。
これをするとしないのでは仕上がりに影響がでるので、乾燥具合を見ながら手なめしをして数日乾燥させます。
砂縄は一週間干しました。
④毛羽焼き
さて着色が完了したら、本来は毛抜きで麻縄に含まれた不純物を取って油をすり込みながら手なめしをする予定だったのですが…。。
不純物まで真っ赤に染まってどれが不純物か判断できないという痛恨のミス 笑
まぁ毛羽焼きで焼き払えばいいので見なかったことにします。笑
で、一応塗料の乗り具合と色移りのチェックに移ります。
こんな感じで軍手を付けてしっかりテンションをかけながら手なめししてチェックしていきます。
…笑
思いっきり色移りしとるやん。笑
普通に手で持ったりその辺に付いたりする分には問題ないみたいだけど
どうも強くこするとマズイらしい。。
いやそれ緊縛したら完全に色移りするよね…?笑
これはマズイと考えた結果。
塗装って焼付け塗装って種類がある訳ですよ。
焼くことによって塗装がより強固になる的な…。笑
でここで閃いた。笑
毛羽焼きすれば塗料固着するんじゃね??笑
油すり込むより先に焼いてみよう。うん。
て事で油をすり込んでの手なめしより先に毛羽焼きをする事にしました。笑
こんな感じでトーチで焼きます。
あ、これはイメージ写真で実際こんな燃えやすい物の近くでは焼いてませんよ。笑
で、毛羽焼き後。
軍手でこすって見ると、ススが軍手に付いてます。
…なんかスス交じりの赤い色が付いてる気もするけど…。。
気にしない気にしない…笑
焼付けしたしもう大丈夫…なはず。笑
⑤手なめし
で無理やり次の工程にいきます。笑
今回も馬油を使います。
手にたっぷり馬油をすり込んで、麻縄をなめしながら油をすり込んでいきます。
⑥仕上げ
最後に仕上げ。
ビニールテープをはがして、べた付く粘着部分とよりが解けてしまった部分を切断します。
いつもの奴です 笑
ガムテープ巻いてからのカッターで切る。笑
こんな感じで、よりが解けた場所はケチらずばっさりいきます。
中途半端にけちって切ると、よりが解けやすいです。
で、縄尻の処理はいつもの八の字結びで仕上げました。
ちなみに麻縄の目立たないよりの中まで思いのほかにしっかり染まってます。
完成形はこんな感じ。
色は思いのほかにいい色に仕上がって満足。
ただ、ここまで来るのが長かった…。。
ん?
結局色移りはどうなったかって??
んなもん強くこすったらバリバリ色移りするよ 笑
ダイロンのラインナップにカラーストップとかってのがあったけど、ケチって買わなかったのが駄目だったのかも…?笑
まぁ後からカラーストップを使っても効果あるらしいけど。。
けど、また水に濡らしたら大変なんだよ麻縄って…笑
て事でもうこれで完成ってことでいいよね?笑
着衣緊縛しなきゃいいだけだし…笑
⑦最後に
長かった…
ほんとに長かった。。笑
この染め縄。
天然色の麻縄作りとは比べ物にならないくらい大変!!
正直、またやってよ。
て言われたら嫌だな。笑
こんなの手作業で作るくらいなら結構マジに買った方がいいよ。。笑
染め縄でも3,000円もありゃいいのが買える訳だし…笑
実際材料費と手間隙考えたら既製品は安いもんだと思います砂縄的には。。笑
しかも作業後、シンクに流した塗料の甘い匂いがまったく消えず。
あまりの匂いに耐えられずその場でキッチンブリーチ買いに行って原液をシンクに流したり
水で薄めたのをシンクに流したり。
色々やったけど、完全には消えず…。
作業後、一週間ほどたってようやく気にならなくなったレベル。
これはほんとに自宅でやるものじゃないのかも知れないね。
て事で皆様のご参考になれば頑張った甲斐があるってものなので、染め縄を検討している方は最大限に有効活用して下さいな。
ま、こんだけゆっても
まだ自作で染め縄作るって思った人はマジ勇者だよ。笑
頑張ってくれ。笑
試作四号機 作者「砂縄」
製作期間 一週間
砂縄の努力 プライスレス
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今回は染め縄を作ってみました!
みんな大好き真っ赤な麻縄ですよ 笑
あんまり色々と書いちゃうとネタばれしちゃうので、結果どうなったかは最後までお楽しみって事で…笑
ではいきましょー!
目次
①材料にジャンプ
②煮なめしにジャンプ
③着色にジャンプ
④毛羽焼きにジャンプ
⑤手なめしにジャンプ
⑥仕上げにジャンプ
⑦最後ににジャンプ
①材料
・麻縄(ジュート素材のもの(別名、黄麻)今回は太さ6mm30m巻を用意しました。)
・ダイロンマルチ パコダレッド
・水銀計
・カッターナイフ(百均のでOK)
・メジャー
・下敷き(カッターの歯に負けないもの)
・ガムテープ
・ビニールテープ
・セロテープ(あればマスキングテープの方がいい。)
・マスカー
・軍手
・ゴム手袋
・毛抜き
・新聞紙
・料理に使わない鍋
・料理に使わない菜箸など
・飲み終わったコーヒーなんかの空き缶(蓋が出来る物に限る。)
・なめし用のオイル(今回は馬油を使いました。)
・毛羽焼き用のガスコンロ、ロウソク等(今回は自宅にあったガストーチを使いました。)
並べて写真撮って見ました 笑
こーやって見ると、準備するもの相当多いな…笑
②煮なめし
ここは過去何度もやってる所なので、あっさり進めていきますね!
まず、麻縄を好きな長さで切断します。
今回も7mで使う予定なので、余裕を見て7.5mで切断します。
(煮なめしで縮んだり、最後の仕上げで多少切るので50cmくらい余裕があった方が安心です。)
こんな風にガムテープを巻いてから切ると、麻縄がほつれたりせずに綺麗な断面になります。
で、切断面をそのままにして煮込むと切断面から麻縄のよりが全て解けてしまうので、ビニールテープをしっかりと巻きつけます。
で、鍋にたっぷりの水を沸かします。
麻縄の処理に使った鍋は多分料理には使わない方がいいかな…笑
最終キッチンブリーチしたら綺麗になったけど、何か嫌じゃん…笑
で、沸騰したら麻縄を投入。
砂縄的には麻縄の煮なめしは5分~10分を一回で十分…。。
使う麻縄の種類とかによっても違うとゆう大前提がありますが、何時間も煮込んだり圧力鍋とかはちょっと疑問。
個人的にはあんまり長時間煮込むと、麻縄が柔らかくなりすぎてコシがなくなってよりが甘くなります。
その手触りがあんまり好きじゃないので煮なめしはあっさりいきます!
煮込み終わったらこんな感じ。
ちょっとだけ水が濁っています。
そしたら、水を捨てて麻縄は一回のけておきます。
砂縄はうどん的な感じで一回冷やしときました 笑
なんかコシがでそうじゃん?笑
③着色
で遂に着色ですね!
ここは始めての工程なので、じっくり行きますか。笑
今回使ったのは、ダイロンマルチのパコダレッドという粉末塗料です!
一応ゆっときますが、砂縄はダイロンの回し者ではありません。笑
で、この塗料をあける前にキッチン周りに一通りマスカーというビニールとマスキングテープが合体した奴で養生しておきます。
実際やった感じでは、滴る水に注意して
むやみやたらにかき回したりして、塗料を含んだ水を飛び散らせないようにすれば意外と周りの物は染まらず
多少付いても即ふき取れば色は付きませんでしたが
養生はしっかりしといた方がいいです。
で、砂縄はマスキングテープ代をけちってちょいちょいセロテープを使いました…笑
※多分、壁紙に飛ばしたら容赦なくそっこーで染まって落とすのは困難なので養生は手を抜かずしっかりした方がいいです。
※当たり前ですが、お気に入りの一張羅を着て作業しないように。笑
作業着とか最悪捨ててもいい服を着てやりましょう。笑
で次にこの蓋付きのコーヒー容器に80度のお湯を八分くらい入れます。
砂縄は面倒くさくて蛇口をひねってお湯入れました…笑
そこにダイロンを入れます。
で、しっかりと蓋をしてシェイク!
するとこんな感じ…。
うわー…。。
なんか毒りんごみたいな色…笑
で、ついでにこの辺で塩を用意しておきます。
なんかよく分からんけど、ダイロン一袋に付き塩30gいるらしいです。
次に鍋に80度のお湯を用意します。
間違っても電子体温計でやらないように 笑
ちゃんと水銀計使わないと多分電子式は壊れます 笑
(ちょい80度オーバーしてるけど気にしない気にしない。笑)
で、どうしても水銀計用意したくない人向けに目安を少々。
鍋に水沸かして「しゅー」とか「ふつふつ」的な…あ、そろそろ沸騰する??
みたいな前兆の音あるでしょ??
何回か計った感じ、あの音がする辺りが丁度80度です!
(鍋の種類とかによって誤差あるかもなので、一応きちんと計る事をおススメしますが。笑)
ほんで、鍋に塩と塗料をイン。
うわーマジ凄い色だね…笑
続いて麻縄をイン。
この辺から塗料の匂いと麻縄のタール?で結構な匂いが立ち込めます。
ちなみに塗料は甘い匂いがしました。
五分ほど煮込んだらこんな感じ。
ちなみに説明書には20分はしっかり撹拌しろって書いてありました。
が…ここでトラブル発生。
すきっ腹にさっきのコーヒーが駄目だったのか
麻縄のタールの匂いがやばかったのか
塗料のあまーい匂いにやられたのか
はたまたは単純に熱気で熱中症みたいになったのか…
砂縄完全にダウン…。。。
吐き気がとまらず20分の撹拌とか放置して横になってました。笑
換気と空調はしっかりしてから作業することをおススメします。。。笑
最終、20分撹拌の20分放置だった所を50分ほど放置してました…笑
て事で砂縄なんとか復活…笑
まだまだ嫌な匂いは立ち込めています。
特に甘い匂い。
鍋にできた塗料はシンクに流しても大丈夫と説明書きにあったので、水を捨てた所です。
どこか毒々しい色ですね 笑
※ちなみにプラ系とか樹脂は染まるらしいので、今回は風呂場が使えません。笑
で、すすぎは10回以上しろって書いてあったので
すすぎ中。
一回目はこんな感じでまだまだ色がついてます。
約10回すすぎましたが、まだ無理じゃねこれ…?笑
て事で、ゴム手をはめて手で揉みながら再度すすぎ開始…笑
最終数は数えてませんが、ここは多分手を抜かない方がいいかな。
使い終わった鍋を食器用洗剤で洗いましたが、色は完全に落ちませんでした。
最終的にキッチンブリーチで漂白したら綺麗になって匂いもほぼ消えましたが、やっぱり料理には使えないかな…。笑
で、シンクで可能な限り水気を切ってから新聞紙に包んでベランダに移動。
ほんとは陰干しが理想なんだけど、滴る水で色んな所が染まりそうで悩んだ末に
幸い風がなかったので、ベランダに新聞紙を敷いて干すことにしました。
洗濯物干しは最悪染まってもいいやと砂縄は養生しませんでしたが、気になる人はマスカーで養生した方がいいかも。
床はコンクリだしペンキの上から塗料乗らんだろうと判断して新聞紙だけ敷いて
ちょこちょこ新聞紙の水気をティッシュでふき取り新聞紙を交換して…と滴る水滴が止まるまで繰り返しました。
幸いにも季節的に数時間で乾きましたが、真冬だと思うと大変…笑
(ちょいちょい床に水が飛んでますが、幸いすぐにふき取ったら大丈夫でした。笑)
で、手に付いた塗料はお湯と石鹸の組み合わせで簡単に取れました!
最後に水気が取れたら室内に麻縄を室内に戻して陰干し。
この時にちょいちょい麻縄にテンションをかけながら手なめしして水を吸った麻縄を伸ばします。
これをするとしないのでは仕上がりに影響がでるので、乾燥具合を見ながら手なめしをして数日乾燥させます。
砂縄は一週間干しました。
④毛羽焼き
さて着色が完了したら、本来は毛抜きで麻縄に含まれた不純物を取って油をすり込みながら手なめしをする予定だったのですが…。。
不純物まで真っ赤に染まってどれが不純物か判断できないという痛恨のミス 笑
まぁ毛羽焼きで焼き払えばいいので見なかったことにします。笑
で、一応塗料の乗り具合と色移りのチェックに移ります。
こんな感じで軍手を付けてしっかりテンションをかけながら手なめししてチェックしていきます。
…笑
思いっきり色移りしとるやん。笑
普通に手で持ったりその辺に付いたりする分には問題ないみたいだけど
どうも強くこするとマズイらしい。。
いやそれ緊縛したら完全に色移りするよね…?笑
これはマズイと考えた結果。
塗装って焼付け塗装って種類がある訳ですよ。
焼くことによって塗装がより強固になる的な…。笑
でここで閃いた。笑
毛羽焼きすれば塗料固着するんじゃね??笑
油すり込むより先に焼いてみよう。うん。
て事で油をすり込んでの手なめしより先に毛羽焼きをする事にしました。笑
こんな感じでトーチで焼きます。
あ、これはイメージ写真で実際こんな燃えやすい物の近くでは焼いてませんよ。笑
で、毛羽焼き後。
軍手でこすって見ると、ススが軍手に付いてます。
…なんかスス交じりの赤い色が付いてる気もするけど…。。
気にしない気にしない…笑
焼付けしたしもう大丈夫…なはず。笑
⑤手なめし
で無理やり次の工程にいきます。笑
今回も馬油を使います。
手にたっぷり馬油をすり込んで、麻縄をなめしながら油をすり込んでいきます。
⑥仕上げ
最後に仕上げ。
ビニールテープをはがして、べた付く粘着部分とよりが解けてしまった部分を切断します。
いつもの奴です 笑
ガムテープ巻いてからのカッターで切る。笑
こんな感じで、よりが解けた場所はケチらずばっさりいきます。
中途半端にけちって切ると、よりが解けやすいです。
で、縄尻の処理はいつもの八の字結びで仕上げました。
ちなみに麻縄の目立たないよりの中まで思いのほかにしっかり染まってます。
完成形はこんな感じ。
色は思いのほかにいい色に仕上がって満足。
ただ、ここまで来るのが長かった…。。
ん?
結局色移りはどうなったかって??
んなもん強くこすったらバリバリ色移りするよ 笑
ダイロンのラインナップにカラーストップとかってのがあったけど、ケチって買わなかったのが駄目だったのかも…?笑
まぁ後からカラーストップを使っても効果あるらしいけど。。
けど、また水に濡らしたら大変なんだよ麻縄って…笑
て事でもうこれで完成ってことでいいよね?笑
着衣緊縛しなきゃいいだけだし…笑
⑦最後に
長かった…
ほんとに長かった。。笑
この染め縄。
天然色の麻縄作りとは比べ物にならないくらい大変!!
正直、またやってよ。
て言われたら嫌だな。笑
こんなの手作業で作るくらいなら結構マジに買った方がいいよ。。笑
染め縄でも3,000円もありゃいいのが買える訳だし…笑
実際材料費と手間隙考えたら既製品は安いもんだと思います砂縄的には。。笑
しかも作業後、シンクに流した塗料の甘い匂いがまったく消えず。
あまりの匂いに耐えられずその場でキッチンブリーチ買いに行って原液をシンクに流したり
水で薄めたのをシンクに流したり。
色々やったけど、完全には消えず…。
作業後、一週間ほどたってようやく気にならなくなったレベル。
これはほんとに自宅でやるものじゃないのかも知れないね。
て事で皆様のご参考になれば頑張った甲斐があるってものなので、染め縄を検討している方は最大限に有効活用して下さいな。
ま、こんだけゆっても
まだ自作で染め縄作るって思った人はマジ勇者だよ。笑
頑張ってくれ。笑
試作四号機 作者「砂縄」
製作期間 一週間
砂縄の努力 プライスレス
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